正社員としての経験のある僕が「期間工」という非正規社員の道を選んだ理由

現在、通算で期間工生活2年10ヶ月を迎えます。
新卒で働き始める時は、とにかく「正社員」という雇用形態にこだわっており、数年後にまさか自分が非正規で働くとは想像もしていませんでした。

辛かった営業の仕事

1社目では営業職として働きました。会社は、工場や発電所に使われるような大きなものを作っていました。会社の規模は、売上高180億、資本金10億、従業員数500名程度の会社でした。
この会社ではたくさんの機械の知識を覚える必要がありました。しかし、機械に興味がもてず、なかなか知識を定着させることができませんでした。
顧客から見積もり依頼を受けると、過去に提出された見積書を参考にしながら見積書を作成して提出しますが、見積書に書かれている内容を正しく理解していないため、顧客から問い合わせがあっても、一度保留にして、技術に確認して、確認した内容をそのまま顧客に伝えるというようなことをしていました。要するに自分だけでは対応できず、技術部の人に聞いたことをそのまま顧客に伝えているだけでした。
今から考えるとこの仕事は全く自分に合っておらず、入社して、遅くとも半年で辞めるべきでした。しかし、僕も「3年は続けないと次の仕事がない」という呪いの言葉を真に受けており、結果的に2年程この会社で働きました。
退職する数か月前から、辛すぎて会社の最寄り駅に到着するとギリギリの時間までホームのベンチに座っていました。とにかく会社に行きたくなかったのです。

辛かった経理の仕事

2社目は、旅行会社で経理の仕事をしました。学生時代に学んだ簿記・会計の知識を活かした仕事がしたいと思い、会計事務所に履歴書を送りました。40ほどの会計事務所に履歴書を送りました。2つほど面接までいきましたが、あとは全滅でした。
書類選考で落ちました。ハローワークの募集要項を見てみると、「3年以上経理の経験あり」と書かれていることが多かったので、「未経験OK」となっているところだけを受けていました。当時、20代半ばで、日商簿記1級を取得していたので、条件的には問題ないと考えていました。
これだけ書類落ちするということは、僕の年齢とキャリアでは会計事務所で働くことは難しいと判断しました。
そこで、自分の好きなこと、得意なことを仕事にしようと、旅行会社を受けることにしました。書類、筆記試験、2回の面接を経て最初に受けた会社で採用が決まりました。
この会社での離職率は本当に高かったです。毎週のように営業の人は辞めていましたし、経理に配属された人も違和感を感じて数週間から1カ月程度で数名が入社しては辞めて、というのを繰り返していました。
僕がこの会社を辞めた理由は、サービス残業があったり、仕事と給料が見合っていないと感じたことと、とんでもないお局さんがいたからです。
この会社で働いた時、僕はもう絶対に会社員になりたくないと思いました。

そして期間工の存在を知る

旅行会社を退職してからしばらくフラフラしていました。フラフラしていたとき、2度目の沖縄旅行を楽しんでいました。僕は学生の頃にワーキングホリデーをして「ゲストハウス(もしくはバックパッカーズ)」と呼ばれる安宿の存在を海外で知り、その後は日本に帰ってきてからもビジネスホテルではなく、安宿を好んで使うようになりました。
沖縄にも安宿はたくさんあり、やはり僕は安宿に泊まっていました。その安宿である男性にであいました。この男性は元自衛隊員で沖縄に来る直前はトヨタ自動車で期間工をしていたと話していました。半年で100万円貯金できたという話を聞き期間工に興味を持ちました。
僕は旅行会社を辞めた後、地元に帰り3ヶ月ほど製菓工場で働いていました。この時に工場で働くことの「楽さ」を知りました。
単純作業の繰り返しで、毎日の用に新しいことを覚える必要はない。基本的には機械を相手にするので煩わしい人間関係に悩まされることも少なかったです。
沖縄で「期間工」という存在をしり期間工に興味を持ちました。沖縄から帰ると期間工の情報をインターネットで集めました。
この時、ググり倒した結果、期間工として一番魅力的だと感じたのがデンソーでした。デンソーで働くと決めてからは早かったです。デンソーを選んだのは大正解でした。2年間で1000万ほど稼ぎ400万貯金することができました。

まとめ

アラサーで非正規の期間工として働くことに抵抗感がなかったのか言えば、そんなことは全くありません。抵抗ありまくりでした(笑)しかし、期間工をする前に製菓工場で働いており、その時の工場での単調な作業でもそれなりの給料がもらえるなら仕事を続けられるという経験があったからこそ期間工という道を選択しました。
中小ブラック企業で正社員としてこき使われるより、非正規の期間工でたくさん稼いで、寮費タダで貯金たくさんできる方がいいと思います。
不安定な中小企業の安定した雇用(正社員)より安定した大企業の不安定な雇用(非正規)のほうが100倍良いです。
こうして僕は正社員になる道を捨てて、稼げる期間工の道を選択しました。

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